インドネシアへ旅行や出張が決まった方は、
インドネシアでお酒が飲めるかどうか気になると思います。
「インドネシアではお酒が飲めますか??」
と聞かれたら、
「ほぼ飲めないと思った方が良い」と答えています。
この『ほぼ』の理由は、
ジャカルタ・スラバヤの巨大都市では、頑張って探せば飲める程度です。
観光地であるバリ島は例外でいっぱい飲めます。
ただ、その他の地域では飲むことは難しいです。
Contents
アルコールが飲めないない理由
インドネシア政府の方針によりアルコール販売が禁止
インドネシアでアルコールを飲む事が難しい理由は、
2015年に政府の方針により国内のコンビニや小さな小売り店でのアルコール販売が禁止になった為です。
インドネシア国民の87%はイスラム教徒なので飲酒をタブーとしているイスラム教の教えに配慮した形です。
今までは大手コンビニチェーンのIndo martやAlfa martでビールを購入する事ができました。
しかし今では大きなスーパーマーケットや少し高めのレストランへ行かないとアルコールが飲めません。地方に行くと尚更探すのに苦労します。
インドネシアで街でアルコールを探すのと、
レストランやお店で飲むのはすごく難しい時代になっています。
仮に販売しているお店を見つけたとしても、
その場では飲まずに必ず家やホテルの部屋に戻ってから飲むようにしましょう。
イスラム教が87%を越えるインドネシアでお酒を手に入れる方法
巨大スーパーマーケット
ジャカルタやスラバヤでは巨大スーパーマーケットに行けば、
ビールやワインなどを手に入れる事ができます。
地方の街では探すのに苦労します。
高級レストラン
外国人向けの高級レストランでは冷えたビールを置いているお店があります。
日本人がよくいくジャカルタのBLOCK M内の飲食店はアルコールを扱っているお店が多いです。
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豚(ポーク)を提供しているお店
ジャカルタやスラバヤの巨大都市でなく地方都市でも、
豚料理を提供しているお店にビールが置いてある事がたまーにあります!
なぜならイスラム教徒はアルコールと同時に豚を食すことも禁止にしているからです。
豚料理屋さんはイスラム教徒でなく、キリスト教徒、ヒンドゥー教徒や仏教徒向けに営業しており、彼らの宗教はアルコールOKだからです。
大々的にビールあります!とアピールしていなく、
店員さんに聞くと奥から出してくれたりします。
キンキンに冷えてはいませんがビールを提供しているお店は本当に貴重です。
民家
イスラム教以外の人々にはお酒の需要がある為、
民家などで違法?に販売している場所もあります。
看板などは出てなく、街の人に聞いて販売している家を訪ねれば買えます。
個人で営業していたりしているので値段は通常より高めで、
外国人だとわかると更に上乗せしてきます。
しかしインドネシアでお酒を売ってくれてるだけで有り難いので、
少し高くても買うことにしましょう。
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まとめ
インドネシアでは2015年の政府の方針によりお酒の販売を規制しています。
ジャカルタやスラバヤなどの巨大都市では高級レストランやホテルなどには置いてあります。しかし地方都市や街中ではほぼ飲めないと思っていた方が良いです。
長期間の出張やバックバッカーで地方へ訪問する際はどうしてもアルコールが恋しくなるかと思います。
その時は、豚料理を提供しているお店や地元の人に聞いて民家で販売している家を探しましょう!!