結論
日帰りBBQでは、黒炭を使いましょう!!
一泊のキャンプなら、黒炭or白炭を使いましょう!!
結論を見てもよくわからない人は黒炭を選べば問題ないです!
ホームセンターやキャンプ場に置いあるのは99%黒炭です。
ここでは少し炭に詳しい方や、白炭(備長炭)を使ってみたい方、新しい炭の知識を付けたい方に向けて、黒炭と白炭の違いをまとめました。
黒炭と白炭の「特徴(長所と短所)」の違い。
黒炭 | 白炭 | |
長所 | ・火をつけやすい ・安価 |
・強い火力が長く持続する ・5〜6時間燃焼する ・温度をウチワ1本で調整可能 |
短所 | ・火力が1時間ほどで弱くなる ・灰が多い ・炎がでる |
・着火に時間がかかる ・高価 ・火つけ時に跳ねる恐れがある ・炎が出にくい |
黒炭と白炭の「作り方」の違い
黒炭 | 白炭 | |
作り方 | 炭化が終わった後に窯の中を400〜700°まで上げて炭素以外の不純物を飛ばして、最後は密閉して冷ます。 | 炭化が終わった後に上部に穴を開け空気を送り込み温度を1,000~1,200°まで上げて炭素以外の不純物を飛ばして窯から炭を掻き出して灰をかけて消火する。 |
固定炭素 | 約65%-85% | 約80%-95% |
*白炭と言われる所以は白い灰を掛けて消火させる為、備長炭の表面が白っぽくなるため。
↓備長炭の製炭工程を詳しく説明↓
https://takeso14.com/charcoal-methods/
黒炭と白炭の「原木」の違い
黒炭 | 白炭 | |
使用原木 | クヌギ、コナラ、カシ等 | ウバメガシ、カシ |
*海外産の黒炭・白炭はまた異なります。
黒炭と白炭の「生産地」の違い。高知&和歌山
備長炭の2大生産地は高知県と和歌山県です。
高知県のブランドが「土佐備長炭」
和歌山県のブランドが「紀州備長炭」です。
近年は日本の炭焼きさんの減少及び炭焼き料理の需要が高まり国産だけでは
供給が追い付かない状況です。
その為、インドネシア、ラオス、中国、マレーシア、ベトナム等から多くの炭が日本に輸出されています。
BBQやキャンプで使われている炭はほぼ海外産となります。
BBQでの使用なら海外産の黒炭で問題ありません。
まとめ
キャンプやバーベキュー等で使用するなら着火がしやすい黒炭をお勧めします。
海外産でも問題無いでしょう。
少しイイ食材を使ったり、ワンランク上のBBQを体験したいなら備長炭(白炭)にチャレンジするのもいいでしょう。
白炭は着火までに時間がかかるので、黒炭に火をつけてその上に白炭をおいて火を移すと楽に火が付きます。
またはバーナーを使うと15-25分くらいで楽に着火できます。
1年に1回BBQをする人なら1つ持ってると大活躍します。
ただ1泊のキャンプなら私は備長炭(白炭)を強くお勧めします!!
白炭は1度火をつけると長時間燃焼するので昼に火をつけて
何度か継ぎ足すだけで朝まで夜通し火を楽しめるからです!
深夜少しお腹がすいたり暖を取ることも出来てキャンプの楽しみが広がります!!
白炭(備長炭)なら味にも差が出ます。
黒炭を使うと火が出るので食材が焦げやすくなりますが
白炭なら外はカリッと中はふっくら焼き上がります。
備長炭焼のおいしさの秘訣もご一緒にどうぞ